【ニュージーランド 赤 】バーン・コテージ ヴィンヤード ピノ・ノワール 2018 バーン・コテージ(品種:ピノ・ノワール)

newitem202004_01NZ南島セントラル・オタゴに、Burn Cottage / バーン・コテージが誕生したのは2002 年(設立は 2003 年)。

ピサ・レンジに広がる 24ha の牧草地と、創業者 MarquisSauvage / マルキス・ソヴァージュとの出会いが全ての始まりでした。

アメリカで農業を営むソヴァージュ一族(ドイツ・ファルツのケーラー・ルプレヒトも所有しています)に生まれ、ワインへの強い興味からファインワインの輸入卸事業を興し世界中の偉大なブドウ畑を訪れていたマルキス。

いつか自分たちでワイナリーを興したいと考えてはいましたが、当時夫婦でNZを訪れた際に出会った、周囲を大きな丘に囲まれ南北からの風に守られた擂り鉢状で、まるで現代のコロセウムのような土地を見るなり「“ここ”だ」と直感。

以前から周囲に畑もなく、多くのワイン関係者がその特異なロケーションから目をつけていた土地を幸運にも手に入れることができたのです。

そして「真に優れたワインはフルーツではなく、ブドウの樹を育む土地からこそ生まれる」ことを良く理解していたマルキスがすぐにコンタクトをとったのが、カリフォルニア・ソノマ Littorai Wines / リットライのオーナーワインメーカー、Ted Lemon /テッド・レモンでした。

テッドはフランス ディジョン大学を卒業し、デュジャック - ジョルジュ・ルーミエ – ブリュノ・クレール – ギィ・ルーロといった目もくらむような造り手で経験を積み、北半球のみならず南半球におけるワイン造りにも精通。

さらにカリフォルニアでも特に敬虔なバイオダイナミック(ビオディナミ)農法の実践者として知られていました。

(マルキスは当時知りませんでしたが)既にセントラル・オタゴと深いつながりがあったテッドはバーン・コテージの土地を見るなりプロジェクトへの参加を即断。

農薬を用いた近代的な栽培手法に見切りをつけていたテッドは、バーン・コテージの土地が持つポテンシャルを最大限に表現するために設立当初からのバイオダイナミック農法の導入を提言します。

ワールドクラスの栽培・醸造知識を持つ彼により、バーン・コテージの畑は斜面・向き・土壌によって植えるクローン・苗木が細かく決められ、一貫したコンセプトを持ちつつ区画ごとの多様性を重視したものとなっていきました。

テッドは設立からのコンサルタントとして現在に至るまでバーン・コテージのワイン造りの根幹を担っています。

(インポーター様より参照)

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